術後の顎間固定は、
後戻りを防ぐためにとても重要なものになります。
けれどこの固定期間がめちゃくちゃ辛い…
仕事の休みなどが取れない方にとっても、
この期間がどれほどになるのか、
大きな問題ですよね、、、
今回は
- 顎間固定の期間
- 食事形態
- ゴムかけの変化
をまとめてみましたので参考になれば嬉しいです。
目次
手術後の顎間固定とゴムかけについて
どちらも、動かした骨を安定させる、つまり
後戻りを防ぐために
めちゃくちゃ重要なことです!
顎間固定とは
術後に骨の位置を安定させるため
全く口が動かないよう固定させるもの
顎間固定は自分で外せるものではないので
食事も注射器か点滴で摂取していました。
術後のゴムかけ
※ここでいうゴムかけとは、
矯正治療の目的ではなく術後の骨の安定のために
行うゴムかけを指しています。
顎間固定で顎を安定させたら、少しづつ顎を動かしていく。
顎間固定をいつまでもしていると
- 逆に顎が開かなくなる
- いつまでも食事がとれない
ことになりますので、
医師の判断で、顎間固定から
自分自身でかけるゴムかけへとシフトしていきます。
顎間固定をしていたからと言ってもまだまだ不安定な状態です。
なので顎間固定程の固定ではなくとも、
ゴムにより固定しておくことを言います。
術後2日目~ スプリントを噛んで顎間固定
術後2日目から18日目までの17日間です。1日中固定です。
まずスプリントとは、
歯型が付いているマウスピースのようなものです。
顎の骨がまだ安定していないので、
歯型に合わせてがっちりと固定して、
動かないよう安定させるためのモノです。
これがあると本当に喋れない!
ただ、顎の骨が安定している感覚があるので安心感があります。
この17日間は、
気分が悪くて吐いてしまう時以外は固定を外してはいけない
と言われてました。
「吐いてしまいそうなときは窒息しちゃうからにニッパーでゴムを切ってね」
とのことでした。
食事形態
歯の隙間から注射器で液体のみを摂取する形です。
5kgは体重が落ちました。
辛かったです😢
かぼちゃスープやミネストローネをよく作りました。
そしてフードプロセッサーにかけて、小さい目のもので最後に濾します。
注射器に入るくらいの液体でないと摂取できなかったので、
濃厚なスープは飲めませんでした。
術後18日目~ 食事の時だけは固定を外して良い
術後18日目(9/6)から32日目(9/20)の15日間です。
食事以外はこんな感じで固定してました。(スプリントあり)
食事形態
食事の時はゴムを外して
舌でつぶせるくらいの軟らかいものを食べてよい
と言われます。
この日は具なしカレーとお粥を食べました。
食べ物を食べられるという嬉しさに涙が出るくらい、感動しました、、、
術後32日目~ 寝るとき以外は固定を外して良い
手術から一か月が経過しました。
昼間は3本のゴムかけ
寝るときはスプリントを噛んで6本のゴムで固定
になりました!
食事形態
食事はやっぱり柔らかいモノのみです。
大体のものはよくゆでたり、すり鉢でつぶしたり、包丁でたたきまくったり
すれば食べられます。
パンもシチューに浸したり、フレンチトーストにしたりして食べてます☺
どうしても野菜不足になってしまうので、野菜ジュースで補っております。
術後3か月 ゴムかけ中止
だいたい、骨切りから3か月で骨が安定する
と言われていました。
手術から3か月、ゴムかけを始めてから約2か月
ゴムかけから解放されました(´;ω;`)
ゴムをかけるだけのことが、割とストレスなんですよね。
- 単純に面倒臭い
- 喋りにくい
- 間食が出来ない(いちいち外さないといけないから)
今後、矯正の一環として
ゴムかけをすることはありますが、
切った骨の切った安定を目的とする、
がちがちのゴムかけは終了です!\(^_^)/
食事形態
3か月がたつと、肉でもなんでも食ってよい!
と言われました!
ずっと固定していたので固いものを食べるのは
とても大変でした(>_<)
ただ、今度は固いものもどんどん
食べたほうが良いそうです。
安定させる時はしっかり安定させて、
安定したら今度はリハビリの期間です。
どんどん固いものを食べて顎を使っていく
必要があるとのことでした。
今後は開口練習もスタートするらしいです!